高野山真言宗青年教師会「萬燈会 ~奉燈で繋ぐ鼓動~」ご案内!

弘法大師(お大師さま)は、およそ1200年前、高野山において数多の燈明を供養する「萬燈会」を修し、永遠の衆生救済を誓われました。以来、高野山 奥之院には奉燈が絶えることなく燈され続けています。

この度、高野山真言宗青年教師会の主催で、この奉燈を高野山 奥之院から全国10カ所の道場へ繋ぎ、未曾有の災害・疾病等の追悼をはじめ様々な祈りをこめて、同日同時刻に萬燈会を厳修する運びとなりました。

高野山真言宗青年教師会に加盟している当会は、第3ブロック 高野山真言宗東海地区青年教師会(三重、岐阜、濃飛、静岡、愛知の青年僧侶が所属)の一員として八事山 興正寺(名古屋市昭和区)様にて厳修する法会に出仕します。

▷開催日時・会場

令和6年10月31日(木)16時~17時(15時45分入堂)・ 八事山 興正寺(名古屋市昭和区)様にて

▷参拝方法

①現地参拝の方:八事山 興正寺(愛知県名古屋市昭和区八事本町78)へ来寺頂く

※法会について、興正寺様へのお問い合わせはご遠慮ください。法会の詳細になどについては下記までご連絡ください。

萬燈会実行委員会事務局

〒651-0063 兵庫県神戸市中央区宮本通6-7-15 聖徳院内 電話:078-221-5244

②オンライン参拝の方:法要開催YouTubeにて10月31日(木)15時45分~視聴可能です。

公式YouTubeページ→ https://youtube.com/@koushinsei21?si=JoHaMcInzwyEIcxg

▷萬燈会とは?

懺悔滅罪のため多くの燈明と華を仏に供えて供養し、人々の願いを叶える法会です。

高野山では、天長9年(832)お大師さまが萬燈会を修し、両部曼荼羅の諸尊を供養し、その願文で「虚空尽き 衆生尽き 涅槃尽きなば 我が願いも尽きなむ」と述べ、永遠の菩薩行への誓いをたてられました。

萬燈会という多くの火を灯す事の由来は『菩薩蔵経』の中の「十千の灯明を燃やして、衆罪を懺悔す」に由来すると言われています。お大師さまの『性霊集』には、高野山の萬燈会に際し、「萬燈萬華の会を設けて両部の曼茶羅四種の智印に奉献す。期する所は毎年に一度この事を設け奉て四恩に答え奉らん」とあります。毎年一回この法会を設けて、父母・国王・衆生・三宝の四恩に報いる事の重要性を説いたものです。

萬燈会は、今私が生きている生命は、自分だけのものではなく、また、多くの関わり(因縁)によって生かされている生命である事に感謝し、四恩に報い感謝の念を届ける法会です。

「萬燈会」案内リーフレット

【献燈のご案内】

10月31日(木)八事山 興正寺様での「萬燈会」の際に燈明(カップローソク)を燈します。

全ての命に追悼を込めて、そしてこれから生きる人々の希望を込めて全国へ祈りの力と未来への願いを込めた奉燈といたします。

是非、この機会に真心の一燈を捧げてください。なお、頂戴した寄進料は高野山真言宗青年教師会を通じて全額寄付団体へお届けいたしますので、ご理解ご協力賜りますようお願い申し上げます。

献燈料:1口 1,000円也

▷献燈頂ける方:下記の問い合わせ先までご連絡ください。

高野山真言宗愛知青年教師会 会長 林義将 

〒441-3104 愛知県豊橋市雲谷町ナベ山下7番地 普門寺内  電話:0532-41-4500

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